このコーナーでは、観光名所にもなっている神社・仏閣をご紹介いたします。
◎大崎八幡宮(国宝 写真上 青葉区八幡町))
大崎八幡神社は延暦二十年(801)坂上田村麻呂が胆沢郡八幡町(現水沢市)に勧請した神社を、室町時代大崎氏が遠田郡八幡町(現田尻町)に遷座し社殿を造営し、大崎八幡として厚く祀っていました。 天正十八年(1590)大崎義隆が滅んで伊達氏になってからも尊崇され、慶長五年(1600)岩出山に遷座しました。 その後の仙台開府に伴い政宗は城下北西の丘陵上に社殿の造営を計画し、慶長九年(1604)起工し、同十二年竣工しました。 社殿は一流の工匠を中央から呼び寄せて三年有余を費やして造営され、権現作りの最古の遺構で桃山時代の気風を感じさせる貴重な建造物として国宝に指定されています。
昨年、解体修理が完了し、現在写真にもありますように桃山時代の伊吹を感じさせる社殿を見ることが出来ます。
毎年1月14日にはどんと祭が行われます。
交通: 仙台駅前西口バスプールより仙台市営バス南吉成行きで20分。大崎八幡宮前下車 徒歩5分。
◎仙台東照宮(国指定重要文化財 青葉区東照宮)

天正十九年(1519)、葛西大崎一揆の視察を終えた徳川家康が休息した場所に二代藩主忠宗が東照宮の勧請を願い出て三代将軍家光に許され、慶安二年(1649)普請が始まり5年後に完成しました。
伊達家の守護神として尊崇され、藩主在国の年の九月十七日の祭りの日には城下の町々から神輿渡御の先駆として山車が出て領内最大のお祭でした。 この祭りは仙台祭と称され、江戸時代末期まで盛大に行われていたそうです。
現在、毎月第4日曜日には骨董市が立ってます。

交通: 仙台駅よりJR仙山線で4分。 東照宮駅下車徒歩3分
◎北山五山
伊達氏四代の政依(まさより)は京都五山にならって、桑折(福島県伊達郡)に臨済宗の五山を建立し、伊達五山といったが、藩祖政宗は仙台開府とともに、仙台城の北方、鬼門の地に当たる北山地区に光明、東昌、覚範、資福、満勝の五寺を配しました。いずれも伊達家先祖の菩提寺です。
現在、満勝寺は他へ移転したため、曹洞宗の輪王寺を加えて北山五山と呼ばれています。
○光明寺(伊達氏初代朝宗の夫人光明寺殿の菩提寺)
支倉六右衛門常長の墓と、支倉一行を案内したソテロの碑があります。
市の指定樹木の樹齢250年という菩提樹があります。
○東昌寺(伊達氏四代政依の菩提寺)
慶長5年(1600)に現在地に移り、見事な僧堂と広い境内を誇ったが、明治維新後に境内の2/3を青葉神社に移譲し、現在に至っています。 推定樹齢500年のマルミガヤの木は県の天然記念物です。
○覚範寺(政宗の父輝宗の菩提寺)
政宗の師、虎哉和尚が開山一世。 政宗の母義姫(保春院)の墓もあります。 仙台に移った当初は愛宕山下にありましたが、慶長7年(1602)、城下建設に従事していた下級藩士たちの騒動(お小人騒動)で焼失したため、その地を誓願寺に譲って北山に移りました。
○資福寺(伊達家三代義広の菩提寺)
境内には紫陽花が植栽され、あじさい寺とも呼ばれています。 仙台三十三観音の第三番札所で、明治時代の自由民権運動活動家で、五日市憲法をつくった千葉卓三郎の碑があります。
○輪王寺(伊達家九代政宗夫人(足利義満夫人の妹)の菩提寺)
回遊式の庭園は仙台市内随一の名園として有名です。 元禄四年(1691)建造の山門が残っています。
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