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館主が松島観光に最適と考える、俳聖芭蕉も辿った塩釜から船で松島に向かう具体的な方法を紹介いたします。
もちろん塩釜の観光スポット、美味しいお寿司屋さん、松島の眺めはもちろんのこと、伊達政宗ゆかりの文化財もご紹介いたします。
仙台駅から塩釜・松島に向かう
車、バス以外で仙台から松島へ行く方法には、
1.JR東北本線仙台駅から『松島駅』へ向かう
2.JR仙石線仙台駅から『松島海岸駅』へ向かう
3.JR仙石線仙台駅から『本塩釜駅』に向かい、塩釜港から遊覧船で松島に向かう
の3つの行き方があります。
この中でおすすめは、ずばり3番の塩釜から松島湾内を遊覧しながら松島に向かう、かつて松尾芭蕉もたどった道です。
芭蕉とともに旅をした曽良による『曽良随行日記』には、
九日(元禄二年 五月九日 旧暦)
快晴。辰ノ尅、塩竈明神ヲ拝。帰テ出船。千賀ノ浦・籬島・都島等所々見テ、午ノ尅松島ニ着船。茶ナド呑テ瑞岩寺詣、不残見物。
と書いてあります。
芭蕉同様、塩釜神社に参詣し、美味しいお寿司をいただいてから、遊覧船で松島へ向かうのもおつなのでは…
ちなみに、『松島海岸駅』は観光地松島の目の前にあるので、次点は2番になります。
仙台駅の仙石線ホームはちょっと離れた地下にある
仙台駅の構造は、
3階、4階:東北新幹線改札、ホーム
2階 : 通路、在来線(東北本線、仙台空港アクセス線、仙石線、阿武隈急行)改札
1階 : 在来線(東北本線、仙台空港アクセス線、仙山線、阿武隈急行)ホーム
地下1、2階:仙石線改札、ホーム(在来線とは地下で直角に交差している)
となっており、仙石線は他の在来線とはちょっと離れた場所にあるので注意が必要です。
◎新幹線で仙台駅に到着し、松島へ向かう方
新幹線を降りたら、通常の改札口から出ずに、乗換え口からエスカレーターで2階へ降り、上図赤線で示すように連絡コンコース、仙石線連絡エスカレーターを通って仙石線ホームへ向かいましょう。
◎仙台空港アクセス線で仙台駅に到着し、松島へ向かう方
在来線3、4番ホームへ到着するので、上図赤線で示すように連絡コンコース、仙石線連絡エスカレーターを通って仙石線ホームへ向かいましょう。
*こちらのページで紹介していますが、空港から直接バスで松島へ向かう方法もあります
◎宿から地下鉄仙台駅に到着し、松島へ向かう方
地下鉄仙台駅から上図緑線で示すように、地下自由通路を通って仙台駅仙石線ホームへ向かう方法もありますが、地下鉄仙台駅下車ですと、仙石線の始発駅『青葉通駅』のほうが近いので、そちらの利用をおすすめします。(始発駅なので座れる可能性が高いです)
時刻表の注意点
・本塩釜駅、松島海岸駅ともに止まる石(石巻)、高(高城)行きは1時間に2本ほど
・東(東塩釜)行きは本塩釜駅までは行きますが、松島海岸駅まで行きません!
・小(小鶴新田)、多(多賀城)行きは本塩釜駅・松島海岸駅まで行きません!
・仙台-本塩釜 28分 320円、仙台-松島海岸 38分 410円
鹽竈(塩釜)の観光・グルメと遊覧船乗り場
塩釜は、本来『鹽竈』と書きます。(塩釜市の公文書では塩竈を使用している)鹽は塩の旧漢字、竈は海水を煮て塩を作るときのかまどです。
かつて日本各地にこの鹽竈はありましたが、この地ではこの製塩用の竈がそのまま地名になりました。
毎年7月10日の鹽竈神社例祭の前には、神前にお供えする藻塩を調進するために古代の製塩法といわれる「藻塩焼神事」が鹽竈神社の別宮の御釜神社で行われます。
本塩釜駅を降りたら
◎すぐに松島へ向かう方
本塩釜駅のアクアゲート口を出たら、上図の赤線で示すようにイオンタウン脇の歩道を進みます。道なりに進むと、海沿いに白亜の旅客ターミナル『マリンゲート塩釜』があります。
こちらの中で切符を買って、すぐ目の前の桟橋から遊覧船で松島へ向かいましょう。
本塩釜駅からマリンゲート塩釜までは、徒歩10分ほどです。
◎塩釜観光、グルメを楽しんで松島へ向かう方
本塩釜駅の神社参道口を出たら、上図の緑線で示すように大通りを西に進みます。(大通りの北側を歩くと、すぐに「芭蕉船出の地」碑があります。昔はここまで海でした)
鹽竈神社への参道は、表坂(男坂)、裏坂(女坂)、七曲坂(もともとの古い参道)があります。
大通りをずっとまっすぐ進んで、202段の急な石段を登るのは大変なので、緩やかであり、参道脇に見どころも多い裏坂(図で上(北)に進み左(西)に折れる参道)をおすすめいたします。
美味しいお寿司屋さんは、本塩釜駅のすぐそばにあります。
マリンゲート塩釜
マリンゲート塩釜は、その名の通り松島への遊覧船や浦戸諸島へ行く船が発着する旅客ターミナルです。
1階中央にある、遊覧船切符売り場で松島行きの切符を買いましょう。
あらかじめ予定が決まっていたらネットから予約しておくとよいことがありますよ♪
・9:00~15:00まで毎時00分に出航
・所要時間 約50分 大人 1,500円
もし、東京方面・山形方面から松島へ車で観光に行く場合、特に連休中などは塩釜から松島へ向かうR45は、ものすごい渋滞が発生します。
渋滞を避けるために、マリンゲートに車を止め、船で松島へ行って観光し、帰りは仙石線で松島海岸駅から本塩釜駅まで戻ってくるのもいいかもしれません。
三陸自動車道、松島海岸ICから松島にはいるのもいいでしょう。
鹽竈神社
鹽竈神社は、東北鎮護・陸奥国一之宮として1200年余りの歴史をもち、朝廷をはじめ、武家(平泉の藤原氏、伊澤氏、伊達家など)、一般庶民にいたるまで安産守護、延命長寿、海上安全、大量満足、家内安全、交通安全、産業開発の神として信仰されてきました。
我が家も長男の妊娠時、戌の日に鹽竈神社に安産祈願に訪れ、祈祷していただき腹帯をいただいてきました。
1枚目の写真は、表坂(男坂)を上ったところにある随身門。
2枚目の写真は、裏坂(女坂)の入り口。こちらは坂がゆるいので健脚な方以外におすすめです。参道脇に博物館があったり、庭から千賀の浦(後述)が望めます。
3、4枚目の写真は、鹽竈神社拝殿すぐ脇にある『文治の燈籠』と呼ばれる鉄製のとうろうです。
和泉三郎忠衡(藤原忠衡)とは、奥州藤原氏の3代目秀衡の3男、4代目泰衡の異母弟です。この文治3年7月(1187年)に寄進された燈籠に芭蕉はどんな思いをはせたのでしょうか。
文治3年2月 源義経が奥州藤原氏のもとに身を寄せる
文治3年7月 和泉三郎忠衡、塩釜神社に燈籠を寄進(義経の身と藤原氏の安泰を願う?)
文治3年10月 藤原秀衡死去、泰衡が藤原氏の棟梁に
文治3~5年 忠衡、秀衡の遺言である義経保護を強く主張し、その扱いを巡り泰衡と対立
文治5年閏4月 義経、泰衡に攻められ衣川館で自刃
文治5年6月 和泉三郎忠衡、泰衡により誅殺される
文治5年8月 奥州合戦で源頼朝の軍に大敗、泰衡は9月に郎党に裏切られ殺害、藤原氏は滅亡する
元禄2年5月 ちょうど500年後、松尾芭蕉が鹽竈神社を訪れ、奥の細道に燈籠についてつづる。この4日後、芭蕉は平泉の義経が自刃にした場所を訪れ、有名な句を詠んでいます。
『夏草や 兵共が 夢の跡』
5枚目の写真は、鹽竈神社から塩竈湾~松島の南側方向を望んだところ(塩釜の浦、千賀の浦ともいう)
奈良・平安の頃、国府多賀城に向かう都の役人は、塩釜の港で船を降り多賀城に向かいました。
そのころから千賀の浦(現在の松島も入る)は風光明媚なところとして知られており、源氏物語の主人公「光源氏」のモデルともいわれる源融(みなもとのとおる)も、貞観6年(864)陸奥・出羽の按察使として多賀城に赴任(遥任で赴任は免除されたとする説もある)し、この景色を愛でた一人です。その後、京の都に帰った源融は、加茂川のほとり六条の邸に千賀の浦を模した庭を作り、難波から海水を運んで魚を放し、藻塩を焼くみやびを楽しんだと言われ『河原左大臣』と呼ばれたそうです。
鹽竈神社へは本塩釜駅から徒歩15分ほどですが、見どころが結構あるので時間に余裕をもって計画を立ててください。
開門時間:5:00~20:00
駐車場 :境内東側から北側にかけて4ヶ所あり
美味しいお寿司屋さん
日本屈指の水揚げを誇る塩釜港。三陸塩竈ひがしものをはじめ、新鮮なおさかなに舌鼓を打ってください。
三陸塩竈ひがしものとは
三陸・塩釜のひがし沖で9~12月にかけてマグロはえ縄漁によって漁獲され、塩釜魚市場に水揚げされる生メバチマグロのうち、特に鮮度、色つや、脂のり、うまみに優れ、目利きの仲買人の目にかなったもの
この時期に訪れた方は、ぜひ味わっていってください。
塩釜の寿司を代表する2大巨頭
・塩竈すし哲本店(本塩釜駅から徒歩2分)
・鮨しらはた(本塩釜駅から徒歩3分)
両店とも並ぶ人が多くて入れないときには
・塩釜あがらいん(本塩釜駅から30秒)
海の幸がうまい老舗フランス料理屋さん
・シェヌー(本塩釜駅から徒歩3分)
車でお出ででしたら、一般人も新鮮な魚介類を安く購入できる塩竈仲卸市場もおすすめです。購入した魚介類をクール宅急便で送ることもできますし、場内で購入したものを焼いて食べたりもできるので子供たちと出かけると大喜びですよ。
松島観光
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」で始まる『奥の細道』。松尾芭蕉が、その冒頭で「松島の月まづ心にかかりて…」と記したことは有名です。
青々とした海原に散らばる白と緑のコントラストの宝石のような小島。まさに日本三景にふさわしい景色です。
伊達政宗も、この松島をこよなく愛した一人で、伊達家の菩提寺ともなっている瑞巌寺や円通院の庭、五大堂、「松島の月」を眺めた観瀾亭(かんらんてい)など桃山文化の粋を集めた建築も見逃すことはできません。
松島遊覧船での観光
波穏やかな海に、仁王島、双子島など大小260あまりの小島が浮かぶ風光明媚な松島の景色。
安芸の宮島、丹後の天橋立とともに「日本三景」の一つに数えられ、はるかいにしえから都人の憧れの地であり、幾多の俳人、歌人が松島の景観を詠んでいます。
上記地図中央にある「観光桟橋」から「松島湾内一周コース(約50分)」が出ていますので、ぜひ松島の海を堪能していってください。(塩釜から遊覧船で松島に来られる方は、こちらに到着します)
観光桟橋のすぐ脇にある松島海岸レストハウス内で乗船券を購入できます。2つの会社で運行していますが、どちらに乗っても運賃面、コースともにほぼ同じ内容です。
仙台から松島へ電車で来て、観光後また仙台に戻る方は、先に松島の町を観光後、ここから塩竈に向かう遊覧船に乗って、本塩釜駅から仙台に向かうのがおすすめです。(このページ内塩釜観光をご参考に)
出航時間:9:00~15:00まで毎時00時(両社とも)
所要時間:約50分(両社とも)
料金 :大人1,500円、子供750円(両社ともネット予約・スマホ割引あり)
松島の史跡・名勝
瑞巌寺(ずいがんじ)
老杉に囲まれた参道の奥に建つ慈覚大師円仁創建の東北随一の禅寺にして伊達家の菩提寺です。
現在の建物は慶長14年(1609)、伊達政宗が京都や紀州から宮大工を招き、熊野山から良材を取り寄せ、5年の歳月を費やして完成させた桃山様式の粋を集めた建物で、極彩色の襖絵や彫刻がいたる所に施されており、本堂や庫裏は国宝に指定されています。
現在、平成の大修理が終了し、本堂の拝観が再開されています。
瑞巌寺境内には、政宗が文禄の役の際に朝鮮より持ち帰った臥龍梅(がりゅうばい)という梅の木があります。本堂に向かって左が「白梅」、右が「紅梅」で、紅白に並んだ姿が臥せた龍に似ていることより名付けられました。見ごろは4月中旬です。
仙台七夕の行われる8月6~8日の夜19:00~21:00には、瑞巌寺参道、円通院、観瀾亭などをろうそくの灯火で飾る荘厳な闇の夜のイベント「瑞巌寺灯道」が行われます。
開門時間:8:00
閉門時間:12~1月 15:30、2 11月 16:00、3 10月 16:30、4~9月 17:00
拝観料 :大人 700円 小人 400円
*専用駐車場はありません
円通院(えんつういん)
円通院は、瑞巌寺の西隣にある臨済宗のお寺で、夭逝した伊達政宗の嫡孫伊達光宗(文武両道であまりに優れていたため外様藩に名君が出るのを恐れた幕府に毒殺されたという説がある)の菩提寺です。
本堂からさらに奥まったところにある光宗の霊廟三慧殿(写真2枚目)内には、壮麗な家形の厨子が安置してあり、その主扉には支倉常長がローマから持ち帰ったバラが描かれていることから薔薇寺とも呼ばれています。
円通院には、約350年前に作られた、心字の池と補陀落山を表した石庭(写真1枚目)があります。これは、仙台藩江戸屋敷にあった小堀遠州(江戸時代初期の著明な作庭家)の庭を移設したものと言われ、紅葉の時期のライトアップ時には幻想的な世界が広がります。
円通院でのもう一つの楽しみといえば、本堂での数珠つくり体験でしょう。御祈願済み子供向けのプラスチック製の数珠玉から、いろいろな大きさ、種類の天然石の数珠玉で数珠づくりが楽しめます。写真3は、その時作った数珠で、下は一念発起して作った6,000円のもの、上は3,000円のものです。作り方も、石にまつわる意味も丁寧に教えていただけます。(予約不要)
拝観時間:4~10月下旬 8:30~17:00 10月下旬~11月 8:30~16:30
12月~3月 9:00~16:00
拝観料 :大人300円、高校生150円、小人100円(数珠つくり体験時無料)
*専用駐車場はありません
*一脚、三脚、自撮り棒、ドローン禁止です
五大堂(ごだいどう)
松島の写真というとここが出てくるという松島を象徴する代表的な建物です。
大同2年(807)坂上田村麻呂の東征のおり、この地の風景美に魅せられ毘沙門堂を建立し、後に天長5年(828)慈覚大師が瑞巌寺(当時は延福寺)開基のおりに、五大明王像を安置してから五大堂と呼ばれるようになりました。
現在の建物は、伊達政宗が慶長9年(1604)に改築したものです。お堂の十二支の方向に、それぞれの彫刻が施してありますので探してみてくださいね。
拝観は無料ですが、夕方には閉門します
*専用駐車場はありません
観瀾亭(かんらんてい)
松島海岸の月見崎の突端にあり、伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した伏見桃山城の茶室を、2代藩主忠宗が原形のまま移築したものと伝えられています。
観瀾とは、さざ波を観るという意味で「観瀾亭」は5代藩主吉村の命名です。それ以前は「月見御殿」と呼ばれており、歴代藩主や幕府巡検使のお休み処として使われていました。
外観は簡素ですが、室内の仙台藩絵師佐久間修理筆の張付絵や襖絵は国の重要文化財で一見の価値があります。
こちらでは、抹茶のセット(400円~)などのスイーツもいただけるので、松島の風景を愛でながら癒しの時をお過ごしください。
入館料 :大人200円、高・大学生150円、小・中学生100円
開館時間:8:30~16:30
*専用駐車場はありません
福浦島(ふくうらじま)
五大堂の沖に浮かぶ島で、陸地とは全長252mの朱塗りの福浦橋で結ばれています。
自然植物園の指定を受けた福浦島には、250種類あまりの植物が自生しており、1周30分程の散策路があり、松島の風景はもちろん、季節の木々、草花の姿が楽しめます。
福浦橋の手前にある「カフェベイランド」で、橋の通行料(高校以上200円、小中学生100円)がかかります。
雄島(おしま)
朱塗りの渡月橋で接していて、島内には多くの小窟があり、諸国の僧侶・巡礼が修行した場所として名高い島です。
雄島には、22年間島から一歩も出ずに修行した頼賢(らいけん)をたたえた日本三古碑の一つと言われる「頼賢の碑」(1307年建立)をはじめ、芭蕉・曽良の句碑のほかにも有名無名の石碑がいたる所に建っています。
赤い橋にまつわる話
松島には、五大堂に渡る「透かし橋」(橋の床板と床板のすき間から海面が見える)、福浦島へ渡る「福浦橋」、雄島に渡る「渡月橋」の3つの朱塗りの赤い橋があります。
最近はやりのパワースポット的に言うと、
五大堂「透かし橋」は『縁結びの橋』
福浦島「福浦橋」は『出会い橋』
雄島「渡月橋」は『別れ橋』
というそうです。
良縁祈願のためには、初めに「渡月橋」を渡って悪縁を遠ざけ、次に「福浦橋」を渡って良縁を引き寄せ、最後に「透かし橋」をしっかり足元を見て将来を見据えながら渡るのがよいそうですよ。
松島を眺める展望台
松島を眺める展望台には、東西南北それぞれから眺める四大観、西行戻しの松公園、双観山などがありますが、いずれも車で行かないと不便なところばかりになります。
昔は山に登らないと俯瞰できなかった松島の展望も、今では高層ホテルの最上階や屋上から展望できるようになりました。(館主が行った中で、一番良かったのは一の坊の展望露天風呂から眺めた松島の日の出ですかね)
松島四大観
車でお越しで、時間に余裕もあれば、奥松島の大高森から眺める360度の大パノラマ(特に夕景)はおすすめです。
西行戻しの松公園
歌人西行法師が諸国行脚のおり、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして破れ、松島行きをあきらめたという由来の地です。
この公園一帯は桜の名所で、その時期には展望台から桜と松島湾の景色が一体となったお花見を味わうことができます。上の地図の左側、三陸自動車道松島海岸ICから松島海岸駅に向かう道路からちょっと入ったところにあります。
双観山
上の地図の左側、仙台から松島へ向かう国道45号線沿い、松島海岸の手前から脇道に入って進んだところにある岬の展望台です。
公園として整備されている頂上の展望台からは、塩竈湾と松島湾の双方が望めることから、双観の名が付きました。
松島のレジャー施設
みちのく伊達政宗歴史館
みちのくの英雄、伊達政宗の生涯を伝える歴史博物館です。
波乱に満ちた政宗の生涯、25の場面を200体余りのリアルなろう人形で再現しています。他に宮沢賢治、野口英世など50名の東北出身の偉人たちも展示しています。
他にも、甲冑の着付け体験、こけし・コマ絵付け体験、トリックアート館、牡蠣食べ放題の牡蠣小屋MATSUなど遊んで、食べれる施設がそろっています。
入館料 :伊達政宗歴史館 大人1,000円 小中学生500円
トリックアート館 高校生以上500円 4歳以上300円
共通入場券 高校生以上1,200円 4歳以上500円
営業時間:9:00~17:00
休館日 :年中無休
駐車場 :あり
藤田喬平ガラス美術館
ホテル松島一の坊の敷地内にある、「海とガラスと庭園のミュージアム」をテーマとするガラス美術館です。
日本を代表するガラス工芸家で、文化功労者でもある藤田喬平氏の代表作「飾筥(かざりばこ)」など約100点が展示されており、実際に藤田氏が制作している様子なども上映しています。
無料で利用できるスペースにはカフェやショップがあり、庭園やショップのガラスアートを眺めながらティータイムを楽しんだり、ガラスの食器やインテリア小物、アクセサリーなどを購入することもできます。
写真下は、ガラス工芸体験で創った友人作の吹きガラスのコップです。
ザ・ミュージアムMATSUSHIMA
東日本大震災で被災し閉館していた松島オルゴール美術館が「ザ・ミュージアムMATSUSHIMA」としてリニューアルオープンしました。
以前からあった「ベルギー王立博物館」から譲り受けた歴史的に貴重なオルゴールに加えて、新たにテレビ「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士としても有名なおもちゃコレクター北原照久氏提供のおもちゃコレクション、パリ・オートクチュール黄金時代(1870~1960年代)のモードを紹介する瀬川モードコレクションの3つの展示室にカフェとショップが併設されています。