せんだいの名前の由来はすぐそばにあった。 せんだいと仙台の由来と伊達政宗の関係について

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写真: 小四郎・じゃらん・一休
   大満寺虚空蔵堂脇にある千体観世音菩薩
仙台の名前の由来
仙台の名前の由来、実はうちのすぐ近くのお寺(大満寺 仙台市太白区向山))にあったのです。

 せんだいは、千体→千代→仙台 と漢字が変わってきているのですが、 上記写真の大満寺の虚空蔵堂に安置されている千体仏が”せんだい”の名前の由来のようです。 元々このお寺は、現在の青葉城(仙台城)の処にあり、伊達氏がこの地を治める前の領主、国分氏が築城の際、城のそばに千体仏があったので千体城とし、後に千代城へと名前が変わっていきました。(伊達治家記録より) 

 その後、伊達政宗がこの地の領主となったとき、政宗は徳川家康の許可を得て、青葉山千代城の地に城を築くことを決め、名を千代から仙台へ改めました。 ”仙台”の名前の由来は、文武両道の武将であった政宗が中国の唐の時代の詩人韓コウ(広羽)の漢詩「同題仙遊観」の中の「仙台初見五城楼」から採ったとされています。


 同題仙遊観     同じく仙遊観に題す

 仙臺初見五城楼   仙台初めて見る五城楼
 風物凄凄宿雨収   風物凄凄として宿雨収まる
 山色遙連秦樹晩   山色遙かに連なる秦樹の晩
 砧聲近報漢宮秋   砧声近く報ず漢宮の秋
 疎松影落空壇淨   疎松影落ちて空壇浄く
 細草春香小洞幽   細草春香ぐはしくして小洞幽かなり
 何用別尋方外去   何ぞ用ゐん別に方外を尋ねて去るを
 人間亦自有丹丘   人間亦た自ら丹丘有り

(紀元前2世紀、漢の文帝は、別名仙台ともいう仙遊観という壮大な宮殿を建造しました。その素晴らしさを讃え、古くから中国で伝説上の存在として知られた仙境崑崙山の五城十二楼の宮殿になぞらえて詠んだのが、上の漢詩です)


 ところで名の由来となった大満寺ですが、このお寺は政宗の青葉城(仙台城)築城とともに、経ヶ峰(政宗の墓所”瑞鳳殿”のある処)へ移転させられ、その後二代目仙台藩主忠宗の墓所をここに造営する際、現在ある愛宕山の地に再移転させられ現在にいたっています。

 このHPの管理人小四郎はこの近所に住んでいますが、愛宕山(仙台駅から見て南方、テレビ塔のある大年寺山の手前のこんもりした山)には大満寺の虚空蔵堂の他にも、政宗が米沢から岩出山を経て移してきた火防鎮護と武運長久をいのる愛宕神社もあり、お正月には初詣客でにぎわいます。 。

愛宕神社

 愛宕神社は伊達氏とともに、米沢・岩出山を経て仙台に遷され、慶長8年(1603)政宗が社殿を創建し、忠宗・綱村によって修復されており、仙台における惣鎮守、辰巳生まれの守本尊、火防鎮護の神社として厚く崇敬されています。 

 随身門には右に大天狗、左の烏天狗の大きな木像が安置されており、境内には寛文事件(伊達騒動)の際、伊達兵部や原田甲斐などの専横を憤り、幕府に訴えようとして捕らえられ斬罪になった烈士伊藤七十郎の招魂碑や石川善助の詩碑などがあります

 しかし、なんといってもここでの一番の目玉はここから眺める仙台市街の眺望であり、元禄8年著の“仙台鹿の子”にも 「愛宕神社鎮座ある所を向山といひ又愛宕山といひ山上眺望よろし廣瀬川の流は山の下を繞り又仙臺の市街は恰も碁盤の目の如く横縦に見ゆ又近きは根の白石岳七ツ森遠くは栗駒山金華山等を一目の中に見るなり實に仙臺第一の絶景なりとて遊人四時絶ゆる時なし」 とあります。 伊達藩の名物男でも紹介している三尺三五平も毎月ここにお参りに来ていました。 お勧めですよ。

*初詣の三が日は、愛宕大橋の西側一車線が駐車場として開放されます。
*仙台七夕前夜祭の花火大会の時は隠れた見物スポットになっています。


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