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仙台は牛タンだけじゃない!とは言うものの、やはり仙台と言えば牛タンですよね♪
でも山も、海も近い仙台には、山の幸、海の幸、里の恵みがいっぱい!
A5ランクの仙台牛、すし、かき小屋、金華サバ、笹かまぼこ、ずんだ餅、地酒・・・宮城・仙台の美味しい食べ物を紹介いたします。
仙台と言えば牛タン!牛タンと言えば…
仙台牛タンマップ
仙台には、下の地図にあるように、『牛タン焼き専門店』がたくさんあります。牛タン焼きも出してくれる飲食店も含めると数えきれないほどあると思います。
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おすすめの牛タン焼きの店
太助
仙台牛タン発祥のお店です。
土日祝日、観光シーズンには行列ができます。
炭火で焼いた牛タンは塩分がやや強いですが、その分肉のうまみも十分に引き出されており、噛むほどに旨味がにじみ出てきます。
テールスープもコクがあるにもかかわらずサッパリとしていて麦飯に合います。青唐辛子の味噌漬けを箸休めにどうぞ。
牛たん定食 1,800円(味太助)、1,500円(旨味太助)
・味太助 11:30~22:00 火曜休 022-225-4641
・旨味太助 11:30~22:00 月曜休 022-262-2539
仙台駅から行くと、地下鉄南北線勾当台公園駅下車。南3番出口から出て、すぐ右に折れ、仙台三越の南側の細い道路を進みます。一番町アーケード街にぶつかりますが、そのまままっすぐ進み最初の十字路を左に折れ30mほど進むと「味太助」。右に折れ30mほど進むと「旨味太助」があります。(牛タンマップ定禅寺広瀬通方面・1番、2番)
味太助は先代長男の店、旨味太助は先代娘夫婦の店です。
喜助
喜助と当て字で表示されていますが、本来「喜」の字は漢字の七を三つ合わせた文字です。看板にこちらの漢字で出ているお店もあるのでお間違いなく。
牛たん焼きは、しお味に加えて女性に人気のたれ味、みそ味もあります。
他の牛タン焼き店と比べるとやや薄切りの牛たんで、歯の弱い方や子供でも食べられます。
牛タン焼きの元祖は「太助」ですが、仙台に牛タンあり!と世に広め、仙台名物としたのは、この喜助になります。
仙台市内に7店舗ありますが、一番仙台駅から近いのは、駅中3階牛タン通り、および駅ビルエスパル地下にあります。
牛たん炭火焼定食(しお味・たれ味・みそ味) 1,674円
仙台駅3階牛タン通り店 10:00~22:30 無休 022-722-5081
利久
東京ソラマチにも出店している、ネット上では一番有名なお店でしょうか。
牛たんは厚みがあるのに柔らかく、柔らかいけれど程よく歯ごたえもあり、よく熟成された旨味がのっていて人気があるのもうなづけます。
店舗は仙台市内にたくさんあるので、最寄りの利久へどうぞ。もちろん仙台駅3階牛タン通りにも入っています。
牛たんのシチューやカレー、ハヤシ定食などもあります。
牛たん定食 1,782円
仙台駅3階牛タン通り店 10:00~22:30 無休 022-214-3255
伊達の牛たん本舗
肉厚なのに柔らかい!極厚芯たん定食(2,150円)がおすすめ。
芯たんとは、タン(舌)の付け根のごく一部分で、精肉でいう所の霜降りに相当する部分です。ちょっと値段は張りますが、それだけの価値はあります。数量限定なのでお早めにどうぞ。
通常の牛たんは、しお味、みそ味、しお味とみそ味のミックスから選べます。
店舗は仙台市内にたくさんあるので、最寄りのお店へどうぞ。もちろん仙台駅3階牛タン通りにも入っています。
牛たん定食 1,780円
仙台駅3階牛タン通り店 8:00~22:30 無休 022-715-5056
牛たんの一仙
牛たんを扱いなれた元フレンチのシェフが創る牛タン焼き!
まるでステーキのような牛タンは美味しいのはもちろんですが、なんと焼き方も選ぶことができるのです。
たっぷりの赤ワインで煮込んだタンシチューや、箸でちぎれるゆで牛たん、タンの付け根の真とろタン焼きもおすすめです。
仲間うちにお肉がダメな方がおられても海の幸も置いていますし、夜も遅くまでやっているので夜に仙台に到着してからでも行けますよ。
牛たん焼定食 2,106円
11:00~25:00(平日15:00~17:00クローズ、L.O.24:00)無休 022-265-1935
地下鉄南北線広瀬通駅から徒歩3分。
牛たん料理 閣(かく)
全国の飲食店の口コミを集めた「食べログ」の牛たん部門で栄えある1位となったお店。
棒状の分厚く切った牛タンは、プリップリの程よい弾力で旨味があふれでてきます。
このお店は、表面を香ばしく炙った牛タンに、隠れるほどのねぎをのせ自家製のポン酢をかけた牛タンのたたきや牛たんの刺身を初めて出したお店でもあります。
たん焼き定食 1,700円
11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00~22:30(L.O.21:30) 日曜休 022-268-7067
地下鉄南北線広瀬通駅から徒歩3分。
牛タン焼き専門店 司(つかさ)
肉質、旨味、歯ごたえと柔らかさのバランス、どれをとっても一級品で、岩手県産ナラ炭の力強い火力で手早く焼いて提供してくれます。
骨の周りを豪快にむしゃぶりつくテール焼きもおすすめです。
本店は、ちょっと遠いところにありますが(るーぷる仙台で観光の方はメディアテーク前で下りればすぐです)、仙台駅東口からすぐのダイワロイネットホテルの中にも入っているので、そちらを利用すると仙台駅からすぐになります。
牛タン定食 2,200円
ダイワロイネットホテル店 11:30~L.O.14:00、17:00~L.O.22:30 水曜休 022-298-7388
*基本的に店舗数の多いところは工場で牛たんを一括処理しているので(工場処理が一概に悪いとは思いませんが)、私個人的にはお時間があるのであれば店で職人が仕込んでいる太助、一仙、閣、司をおすすめいたします。
牛たん焼きのうんちく
牛たん焼きの歴史
現在仙台には100店以上の牛たん専門店があるといわれており、仙台の代表的な名物となっています。
その始まりは戦後の食糧難の時代、佐野啓四郎が昭和23年に仙台の中心部に牛たん焼きの専門店を開いたことから始まりました。
佐野が東京で料理の修行をしていた昭和10年ころ、フランス人シェフのいる洋食屋でタンシチューなる珍味を口にし、生まれて初めて牛タンの旨味をかみしめました。
しかし、和食の料理人の佐野には、このままでは日本人の口には合わないと感じ、いろいろ試行錯誤した結果、たどり着いたのが牛タン焼きだったのです。
写真は、味太助に飾ってある初代佐野啓四郎が牛タンを焼いているところです。
調理法の秘密
スーパーで売っている牛タンは薄いのにもかかわらず焼くと固くなる。でも仙台の牛たんは厚いのに柔らかく弾力があっても噛み切れる。どこに違いがあるのでしょうか?
仙台の牛たんの下処理および調理法は、まず牛タンの皮をむいて厚めにスライスし、噛みやすいように隠し包丁を入れ、しお・コショウを振って一枚ずつ丁寧に積み重ね上げ、ラップでしっかり密封して一晩から数日間冷蔵します。
これは牛タンをしっかり熟成させ、柔らかさとしおによる旨味を引き出すためです。
十分に熟成させた牛タンは、火力の強い炭火にかけた金網の上で外はカリッと中はジューシーになるようにさっと焼かれます。
このように手間をかけることで、歯ごたえはあるのにジューシーな牛タン焼きが出来上がるのです。
仙台・宮城のグルメ
仙台市内で食べることができる宮城のグルメをご紹介いたします。
仙台牛
仙台牛は、日本で唯一、肉質等級が最高の「5」に格付けされないと呼称が許されないブランド牛です。(松坂牛や飛騨牛などは格付けを緩和したため)
仙台牛の定義は厳しく、
1.黒毛和牛であること
2.仙台牛生産肥育体系に基づき適正な管理がされていること
3.宮城県で肥育されていること
4.格付け規格がA-5及びB-5であること
のすべてを満たしていなければ、仙台牛と名乗ることはできません。
これだけ厳しく育てられているなかで選ばれた牛のみが仙台牛を名乗れるので、美味しいのが当たり前と言えば当たり前ですよね。
仙台牛のかたまりを七輪で焼いて食べられるお店です。
地下鉄南北線勾当台公園駅から徒歩4分。スマイルホテル仙台国分町から数十歩です。
すし
宮城県の北部、三陸沖は世界三大漁場の一つ(ノルウェー沖、カナダニューファンドランド沖、三陸沖)です。
三陸沖は、ちょうど暖流である黒潮と寒流である親潮がぶつかるところであり、黒潮とともに北上してきた魚が、親潮とともに流れてきた動物・植物プランクトンを餌に繁殖する場となっているのです。
加えて三陸のリアス式海岸は山が海に迫っており、森のミネラルをたっぷり含んだ水も絶えず海に流れ込んでいます。
このような環境で育った回遊魚や地魚、牡蠣、ホタテ、ホヤなどの魚介類が美味しくないはずがありません。
港町である気仙沼や石巻、塩釜には美味しい寿司屋さんが多く本当はそちらで食べてほしいのですが、仙台駅3階すし通り(新幹線中央改札口すぐわき)には、県内各地の有名な寿司屋さんも出店しているので、そちらに行けない方は仙台でぜひ三陸の海の幸を堪能していってください。
北辰鮨仙台駅店
立ち食いタイプのお寿司屋さんなので、時間がない方にもおすすめ。
魚屋さん経営なので鮮度抜群です。館主御用達のスーパーにも北辰が入っていますが、他のスーパーの魚屋に比べて格段に上です。おすすめ。3階が混んでいるときには、駅の1階北側にもありますのでどうぞ。
銀次郎仙台駅店
三陸を中心に、石巻直送の新鮮な旬魚を取り揃えています。
石巻市鮎川はクジラの町なので、鯨のお寿司もいただけます。
寿司こうや仙台駅中店
新鮮な地魚のほか、地酒も多く揃っているのでチョイ飲みにもおすすめです。
アワビのステーキや、三陸名産海のパイナップルのホヤもいただくことができます。
あさひ鮨仙台駅店
気仙沼に本店がある有名なお寿司屋さんです。
気仙沼と言えばフカヒレ! このフカヒレがどーんと乗っかった「元祖ふかひれ寿し」が味わえます。
塩竈すし哲
仙台駅3階ではなく、駅ビルエスパル本館(駅の南側)地下1階にあります。
塩釜で行列のできる寿司屋「すし哲」の仙台店です。ゆっくり落ち着いてネタを味わいたい方におすすめ。
塩竈しらはた
仙台駅3階ではなく、駅ビルエスパル東館(駅の東側)2階にあります。
すし哲同様、塩釜で行列のできるお店です。立ち食いのお店になります。テイクアウトもあり。
かき小屋
宮城と言えば、広島と並んで牡蠣の養殖日本一、二位を争うほどのカキの名産地です。
その身のしまった美味しいプリプリッのカキをおなか一杯食べられたらどんなにいいでしょう!という願いをかなえてくれるのが「かき小屋」です。
鉄板の上に、スコップですくったカキをどさっと乗せ、蓋をして蒸し焼きに!
食べる道具も揃っていますし、スタッフがかき殻を開く手伝いをしてくれるお店もあるので、手ぶらで出かけても大丈夫です。
仙台うみの杜水族館、三井アウトレットパーク仙台港の近くにあるかき小屋です。
国道45号線沿い。仙台から松島へ車で向かう途中にあります。
金華サバ
西の関サバに対し、東の金華サバと言われる幻の金華サバ。
金華サバブランドの定義は、「金華山周辺海域で定置網、一本釣り、巻き網によって漁獲された高鮮度で脂のり抜群の大型真サバ」です。(おおよそ500g以上、脂肪率15%以上)
サバはマグロのような回遊魚なのですが、石巻の東方牡鹿半島沖にある島、金華山沖は黒潮と親潮がぶつかる海域で餌が豊富なため、ごく一部のサバ(金華サバ)は回遊せずにここでたっぷりと餌を食べることで脂ののった美味しいサバに成長するのです。
サバの脂は、健康食品としても有名なDHA、EPAをたくさん含んでいるので、美味しいうえに健康にもいいので、是非とも仙台に来たら味わっていってください。
地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩4分。アンコウ鍋など海の幸の旨さに定評があります。
地酒
宮城は米どころの大崎平野があり、水も空気も美味しい処。美味しいお酒もできますね。
浦霞(うらかすみ) 株式会社 佐浦
享保9年(1724)、塩釜で塩釜神社の御神酒酒屋として創業。代表銘柄「浦霞」をはじめ、多くの銘酒を生み出している。
味と香りのバランスのとれた、まろやかで上品な味わい。
伯楽星(はくらくせい) 新澤醸造店
二十歳の時に最年少利き酒名人となった社長が、食事中に、食事を引き立てるためのお酒を造ろうと思い立って作ったお酒。
大崎市三本木にある新澤醸造のお酒。
日高見(ひたかみ) 平考酒造
日高見は、文久元年(1861)創業の石巻市の老舗平考酒造の造る特定名称酒の名前です。
いろいろ種類はあるのですが、酒米山田錦の母親山田穂で造られた「日高見 純米 山田穂」、父親短稈渡舟で造られた「日高見 純米 短稈渡舟」など幻のお酒もあります。
一ノ蔵 株式会社 一ノ蔵
最先端の設備を導入しながらも、良い米、良い水を使い「手づくりの仕込みによる高品質の酒造り」をかたくなに守っている一ノ蔵の代表銘柄「一ノ蔵」です。
奥羽山脈の伏流水が湧き出る大崎市松山にある酒蔵です。
乾坤一(けんこんいち) 大沼酒造店
辛口なのにフルーティーで上品な味わいの乾坤一。
宮城の小京都村田町で、称徳2年(1712)創業の老舗酒蔵大沼酒造店の代表銘柄で、伝統の寒づくりの技を生かしたお酒に仕上がっています。
墨廼江(すみのえ) 墨廼江酒造
港町石巻市にある墨廼江酒造は、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、全国からの熱い支援を受けて代表銘柄の「墨廼江」を復活させました。
港町のお酒らしく、すしや刺身に合うとの評判です。
澤乃泉 石越醸造
米どころ大崎平野の北の方の登米市石越町にある石越酒造の代表銘柄です。
地元産の酒造好適米、蔵の華を使用し、じっくり低温発酵されたお酒は気品ある醸造香と淡麗ですっきりとした飲み口が特徴です。
宮寒梅 寒梅酒造
米どころ大崎平野の中心、古川にある寒梅酒造の代表銘柄です。
2016年「宮寒梅」純米吟醸45%が、ANA国際線ファーストクラス及びビジネスクラスに採用されたり、2017年ミラノ・サローネで提供されたりと海外でも注目の日本酒。
勝山 仙台伊澤家 勝山酒造
伊達家の御用蔵として、320年以上の歴史を持つ酒蔵、仙台伊澤家 勝山酒造の代表銘柄の一つです。
勝山はホテルや飲食店、調理師学校など食文化の普及に熱心な企業であり、美味しんぼにも登場しています。
蒼天伝 男山本店
フカヒレで有名な港町気仙沼の素晴らしい自然環境の中、青い海、青い空を表す蒼天のようなさわやかで澄んだ味わいが特徴の「蒼天伝」。
大正元年創業の男山本店が気仙沼の気候風土を生かして地酒を醸しています。
地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩3分。宮城のお酒を豊富に取り揃えており、地元産の食材や旬のものも堪能できます。
ずんだ餅
その昔、うちのばんつぁん(祖母)がお盆の頃になるとすり鉢で枝豆をつぶして作っていた「ずんだ餅」。
いつの間にやら仙台の郷土料理、スイーツとして有名になってしまいました。
ずんだ餅の名前の由来は、豆をつぶすという意味の「豆打(ずだ)」がなまったものとも、政宗公の陣中で、太刀で枝豆をすりつぶしたことから「陣太刀(じんだち)」がなまったものとも言われていますが、政宗公が名付け親ということでは共通しているようです。
ゆでた枝豆から豆を取りだし、薄皮をむいて砂糖とほんの少しの塩を加えてすり潰した餡を、餅に絡めて作るのですが、枝豆をつまみ食いしながら手伝ったのが懐かしいですね。
ウェスティンホテルの裏手にある昔ながらの餅やさん。店内に飲食スペースがあり、そこでいただくこともできます。
笹かまぼこ
かまぼこの歴史は古いのですが、笹かまぼこは明治のはじめに仙台で生まれました。
江戸時代から明治にかけて、鯛やヒラメ、カレイなどが豊漁であっても冷蔵技術もなく、輸送力も限られていたため持て余されてただ捨てられていたこともありました。
明治のあるヒラメが豊漁だった時期、これはもったいないとヒラメをすり身にし、手の平の上で伸ばして火にあぶり、食したところ焦げ目も香ばしく美味しいし、日持ちもするということで作り始められたと伝えられています。
この当時、手の平蒲鉾、木の葉蒲鉾、ベロ(舌)蒲鉾と呼ばれていましたが、昭和になって仙台の阿部蒲鉾店が伊達藩の家紋の一つである「竹に雀」の笹にちなんで笹かまぼこと名付け、その名称が徐々に広まり現在に至っています。
そのため、旧伊達藩の領内のいろいろなところで笹かまぼこは作られています。
仙台市 : 阿部蒲鉾店 かまぼこの鐘崎 松澤蒲鉾店
石巻市 : 白謙(しらけん)蒲鉾店 粟野蒲鉾店
女川町 : 蒲鉾本舗 高政
名取市 : 佐々直
亘理町 : 馬上かまぼこ